有償解析ツール、使えていますか?
有償解析ツールの現状
多くの企業でSiteCatalyst、Visionalistといった有償の解析ツールが導入されています。
有償の解析ツールはやはり良く考えて作られており、とても高機能です。
各代理店でのコンサルティングサービスも充実しているため、かなり踏み込んだ解析をしたい場合に最適です。
しかし、解析ツールの料金は、一般的に「ツールの利用料金」のみです。
レポートやコンサルティングを依頼するとなると、別途20万円以上の費用がかかってくるのが相場です。
レポートやコンサルティングの費用は、多くの場合「ツールで費用がかかっているのに、さらに費用がかかるとは…」と、なかなか予算を取ることが難しい現状があります。
ですので、なかなか自社内で分析にリソースを裂けない企業の場合、導入しただけで全く活用出来ていないケースも多くあります。
解析ツールを入れる目的は「分析を行うこと」なので、「ツールを導入すること」が「分析を行うこと」よりも優先して費用をかけることは間違いです。
まずは、結果的に「分析を行う」ために、無償の解析ツールを検討することも必要です。
無償解析ツールを勧める理由
弊社では、多くの場合でGoogleが無償で提供している解析ツール「Googleアナリティクス」を推奨しています。
その理由は、Googleアナリティクスは非常に短いスパンでバージョンアップされ、またハイエンドな有償ツールに比べても機能面でほぼ差がなくなってきているためです。
無償だからといって、決して機能が悪いという訳ではなく、多くの有償ツールよりも遥かなに高機能なものになっています。
有償ツールとの違いで保障面を挙げられることもありますが、実際は多くの場合データの欠損は免責事項に含まれているため、Googleアナリティクスと変わりません。
もはや、有償解析ツールとの違いは、かなり踏み込んだ解析をするためのカスタム設定や、そのサポート・コンサルティングサービスの充実さと言えるかもしれません。
どういった場合に有償解析ツールがいいか。
弊社では、有償解析ツールを導入する判断基準として「Googleアナリティクスではできないが、必ず実現しなくてはいけない要件が現れたとき」としています。
前述のとおり、Googleアナリティクスは十分に高機能なため、多くの場合でお客様のニーズに応えることができます。
Googleアナリティクスで運用をする前に、有償解析ツールを導入することは早計です。
有償の解析ツールも完璧ではありません。
当然、Googleアナリティクスにできて有償解析ツールではできないこともたくさんありますし、有償解析ツールごとにできることとできないことが各々あります。
ある有償解析ツールを導入した後で「やはりあっちのツールの方がよかった!」となることもよくあります。
有償の解析ツールは、解約をするたびにデータが無くなってしまうため、導入には慎重になる必要があります。
解析ツール選びの判断基準
解析ツールの導入は、「WEBサイトの改善に繋がるデータを取得し、分析し改善を行う」ことが目的です。
しかし、この「改善につながるデータ」はお客さまのビジネスごと、WEBサイトの構成ごとに異なります。
多くの場合、これらは運用をしていく中で生まれてくるものです。
全てを網羅している解析ツールは現状ありません。
ですので、まずはコストのかからないGoogleアナリティクスでできることの範囲で運用を行います。
そこで「こういうことがやりたいけど、Googleアナリティクスではできない」といった状況になった場合に、それが実現できるツールを選定し、コストとメリットを判断材料に導入を検討することがよいと思います。
繰り返しになりますが、まずは「分析を行うこと」が最も優先されるべきことで、それには無償のGoogleアナリティクスが最適です。












